初等社4月講演会のご案内

各位

今月5日から6日にかけてTPP実務者同士の協議が開かれました。その会議の中で未だ合意に至っていない懸案事項の進展は、ありませんでした。
日米間では、日本側が牛・豚肉の輸入が急増した際に関税率を引き上げる措置や、米国が自動車部品にかける関税の撤廃時期が懸案として残っています。農業分野では9日から米ハワイで開く首席会合に並行して日米の協議も進める予定です。ただ、妥結の前提となる米国の議会手続きが政治の混迷によって4月以降にずれ込む見通しとなっているため日米政府は2国間協議で残る課題を詰め、参加12カ国の、交渉全体の遅れにつながる懸念も出ています。中東で勢力を拡大し影響力を増しているIS問題 原油安がもたらす経済問題などがTPP交渉に少なからず影響を与えています。TPP交渉は、単に貿易通商分野に留まらず健康保険制度も議題になる可能性があります。また、最近中国がアジアインフラ投資銀行を設立させようとしています。これが今後TPPやアジア経済にどのような影響を及ぼすか懸念されます。4月講演会には、10年前に講演をしていただいた外務省OBであり、このような分野の専門家である谷口誠先生をお迎えし、お話を伺います。

日時 4月14日(火曜日)18:30受付  19:00から20:40講演
 20:40から21:40懇親会
会場 国際文化会館 Dルーム
講師 谷口 誠先生 元早稲田大学アジア太平洋センタ教授
元OECD次長(日本人初元国連(経済社会問題担当)大使
元岩手県立大学学長
演題  米国のアジア戦略とTPP ―日本はどのように対処すればよいかー
会費 顧問ご招待 会員 2000円 ゲスト4000円 (コーヒー付)
★ 出席される方は、13日(月曜日)までに事務局までメールまたは、FAXを  お願いします。
FAX 03-3464-0524(午前8時から午後9時まで)
03-5467-416024時間OK

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